レイ・フロンティア、2021年9月~12月の新宿の人手に関する調査結果を公開

レイ・フロンティア、2021年9月~12月の新宿の人手に関する調査結果を公開

レイ・フロンティア株式会社は、2021年9月~12月にかけての新宿の人出に関する調査結果を、同社の「Rei Frontier Tech Blog」にて公開した。

この調査結果は、同社が提供するライフログアプリ「SilentLog」より収集した位置情報データに匿名化処理を施したもので、新宿歌舞伎町および新宿駅東口~伊勢丹新宿店周辺エリアを対象に、18時台~19時台の人手を調査した。

同調査によると、9月1日~12月19日にかけての新宿歌舞伎町の平均人数は、緊急事態宣言が解除された10月は9月と比較して9%増加、12月は9月と比較して31%増加した。また、新宿駅東口~伊勢丹新宿店エリアについても、歌舞伎町ほどではないが増加傾向となり、12月は9月と比較して19%増加していた。

18時台~19時台の土日2日間の人出については、10月は歌舞伎町全体的に人出が増加し、とくに新宿駅前や花道通りで増加が目立った。11月以降になると花道通りより北側の人出が減少し、主に南側に人が集まるようになった。一方、百貨店などがある新宿駅東口~伊勢丹新宿店エリアでは、9月~11月までは大きく人出の傾向が変わらず、12月に入ると新宿駅、伊勢丹辺の人出が増加傾向となった。

なお、18時台~19時台に各エリアに訪れた人の1~3時間前の滞在場所を確認すると、歌舞伎町については神奈川県から訪れていた人が確認された一方で、都内では1~3時間前も新宿駅周辺に滞在している人が多かった。新宿駅東口~伊勢丹新宿店エリアでも、神奈川県から訪れていた人が確認されたが、都内では歌舞伎町と比較して1~3時間前の滞在場所が広範囲で、千代田区や港区などからも訪れていた。

歌舞伎町の1日あたりの平均人数(18時台~19時台)
新宿駅東口~伊勢丹新宿店の1日あたりの平均人数(18時台~19時台)

 

Rei Frontier Tech Blog
https://tech-blog.rei-frontier.jp/entry/2021/12/22/141337