東京都がデジタルツインの社会実装に向けた検討会を開催、3Dビューアの追加掲載データも公開

東京都がデジタルツインの社会実装に向けた検討会を開催、3Dビューアの追加掲載データも公開

大丸有地区の地下空間3Dデジタルマップデータ

東京都は、有識者で構成される「東京都における『都市のデジタルツイン』社会実装に向けた検討会」の第4回検討会を2月3日にオンラインにて開催すると発表した。

この検討会は、都市のデジタルツイン構築の望ましい進め方などを明らかにすることを目的としており、デジタルツインの運用方針や実現ステップなどに関する有識者の意見聴取、今年度事業の進捗報告、次年度以降の取り組みの概要紹介などが行われるほか、委員による講演も行われる。なお、東京都はこの検討会の傍聴も受け付けている。

また、東京都はウェブアプリ「東京都デジタルツイン3Dビューア」の追加掲載データも公開した。新たに追加したのは、西新宿地区において測量機器およびスマートフォンのLiDARを用いて取得した点群データと、都市整備局による「都市の3Dデジタルマップ化プロジェクト」で作成した大丸有地区(大手町・丸の内・有楽町)の地下空間の3Dデジタルマップデータ、建設局の街路樹管理台帳(都道:千代田区、中央区、港区)と連携した街路樹データの3つとなる。

さらに、3D都市モデルの活用促進のため、英語版データ変換ツールの日本語版マニュアルを作成し、GitHub「tokyo-digitaltwin」で公開した。

発表資料
https://www.digitalservice.metro.tokyo.lg.jp/news/2022/202201_012.html