ウェザーニューズ、5kmメッシュの世界の天気予報データをAPIで提供開始

北京の天気予報の20kmメッシュ(左)と5kmメッシュ(右)の比較
株式会社ウェザーニューズは、気象データ提供・分析サービス「WxTech」をグローバルに拡大し、5kmメッシュの「世界天気予報API」を提供開始した。
同サービスは、世界の気象機関や独自の数値予測モデルとAI技術を組み合わせた高精度な天気予報を、5kmメッシュの解像度で提供するもので、データはクラウドを経由してAPIなどで提供する。企業は緯度経度を指定するだけでデータを取得することが可能で、既存システムとの連携も容易に行える。
短期予報では、72時間先までの1時間ごとの天気コード、気温、湿度、降水量、気圧、風向、風速、全天日射量の8要素を取得できる。中期予報では、2週間先までの1日ごとの天気コード、最高気温、最低気温、平均湿度、降水確率、日降水量、日最大風速時の風向、日最大風速、日積算全天日射量を提供する。また、14日先の中期予報についても、5kmメッシュの細かいデータを提供する。
企業は現場周辺の詳細な気象データを取り入れることにより、自社システムでの海外天気予報の表示、高度な業務最適化やマーケティング、従業員の安全管理など、さまざまなビジネスシーンで活用できる。
発表資料
https://jp.weathernews.com/news/38238/
WxTechのデータラインナップ
https://wxtech.weathernews.com/services.html
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