準天頂衛星システム「みちびき」初号機後継機の打ち上げが成功

準天頂衛星システム「みちびき」初号機後継機の打ち上げが成功

みちびき初号機後継機を搭載したH-IIAロケット44号機 (提供:内閣府宇宙開発戦略推進事務局)

内閣府が整備を進めている準天頂衛星システム「みちびき」の初号機後継機が10月26日11時19分37秒(日本標準時)、種子島宇宙センターからH-IIAロケット44号機により打ち上げられた。ロケットは計画どおり飛行し、打ち上げから約28分6秒後に衛星を正常に分離したことが確認された。

みちびき初号機後継機は、2010年に打ち上げられたみちびき初号機の後継となる衛星で、2017年に打ち上げられたみちびき2号機および4号機をベースとしている。これまで初号機~4号機が行ってきた衛星測位サービスや高精度な補強サービスなどを提供する役割を引き継ぐとともに、配信する測位信号の精度向上に取り組んでいる。

L帯平面アンテナ、L1Sアンテナ、及びL5Sアンテナの3種類のアンテナを搭載しており、地上に向けて測位信号を送信する。

みちびき初号機後継機(提供:内閣府宇宙開発戦略推進事務局)

 

「みちびき初号機後継機」特設サイト
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