衛星データプラットフォーム「Tellus」、超解像技術を活用した衛星データ加工ツールを無料で提供開始

さくらインターネット株式会社は、衛星データプラットフォーム「Tellus」の公式ツールとして、超解像技術を活用した衛星データ加工ツール「Tellus-Clairvoyant」を無料で提供開始した。
同ツールは、シャープ株式会社の超解像技術を活用し、さくらインターネットが開発したもので、深層学習モデルによる超解像処理を行い、AVNIR-2とPALSAR-2の衛星データの解像度を2倍または4倍に疑似的に向上させることができる。
超解像とは、元々の画像の解像度を疑似的に上げる技術のこと。無料で公開されている政府衛星データは解像度が10m程度に留まるため、衛星データの視認性向上のため、衛星データに対して超解像を行う技術を研究開発し、このたびのツール提供に至った。
発表資料
https://www.sakura.ad.jp/information/pressreleases/2021/10/21/1968208386/
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