クロスロケーションズ、位置情報のAI解析データ「LAP人流指数データシリーズ」を発売

クロスロケーションズ、位置情報のAI解析データ「LAP人流指数データシリーズ」を発売

県間の流入、流出の移動率を視覚化「都道府県間移動率」指数

クロスロケーションズ株式会社は、位置情報ビッグデータ活用プラットフォーム「Location AI Platform(LAP)」をもとにした指数「都道府県間移動率」、「業種別訪問率」、「個別企業銘柄別訪問率」、「オフィス出社率」を開発し、これら4つを「LAP人流指数データシリーズ」として発売する。

同シリーズは、同社が昨年より報道機関などに提供してきた、人流データを可視化するLAPの「推計来訪速報」の機能をもとに、指定する場所をオフィス、業種・業態、地域などの単位で区切り、その人流を指数化したもので、グラフや図で可視化することが可能。

居住者や滞留者を推定したり、通勤・通学などによる時間帯ごとのデータの偏りをあらかじめAIが調整して指数処理したりすることで、データの専門家でなくてもダッシュボード上で人流のトレンドを把握できる。

4つのうち、「オフィス出社率」は2021年6月に同社がニッセイ基礎研究所とともに開発したもので、これまで定量化して表現することが難しかったオフィスへの出社率を、人流データを活用して算出し、さらにノイズやバイアスを軽減して指数化した。まずは東京、大阪、名古屋のオフィスエリアの出社率の推移を提供し、順次エリアを拡大する。

発表資料
https://www.x-locations.com/news/pr20210804/