国土地理院、九州地方の大雨に関する防災地理情報を公開

国土地理院、九州地方の大雨に関する防災地理情報を公開

デジタル標高地形図(出典:国土地理院ウェブサイト)

国土地理院は、九州地方で発生した大雨に関する防災地理情報として、鹿児島県のデジタル標高地形図および川内川流域の治水地形分類図統合図のPDFファイルを公開した。

デジタル標高地形図は、大判出力(A0判)して災害対策の会議などで使用されることを想定したもの。治水地形分類図統合図は、既存の治水地形分類図(縮尺1/25,000、A2判)を流域ごとにA1判で数面となるように統合して、流域全体を概観できるようにしたもので、扇状地や自然堤防、旧河道、後背湿地などの詳細な地形分類および河川工作物などを表示している。

このほか、災害リスク情報などを地図に重ねて表示できる「重ねるハザードマップ」と、各市町村が作成したハザードマップを閲覧できる「わがまちハザードマップ」で構成される「ハザードマップポータルサイト」も案内している。

治水地形分類図統合図(出典:国土地理院ウェブサイト)

発表資料
https://www.gsi.go.jp/BOUSAI/R3_0710_kyushu_heavyrain_.html
ハザードマップポータルサイト
https://disaportal.gsi.go.jp/