ぐんま史料ネットとCode for History、群馬県玉村町の古地図サイト「ぷらっと玉村」を公開

ぐんま史料ネットとCode for History、群馬県玉村町の古地図サイト「ぷらっと玉村」を公開

ぷらっと玉村

群馬歴史資料継承ネットワーク(ぐんま史料ネット)と、シビックテックコミュニティ「Code for History」は、準オープンソースの古地図アプリ開発ライブラリ「Maplat」のデモサイトとして、群馬県玉村町の古地図を見られるサイト「ぷらっと玉村」を公開した。

「ぷらっと玉村」では、群馬県玉村町の国指定重要文化財・随神門を有する神社や玉村八幡宮の古図を中心に、現代の観光地図も含めて配信されている。ぐんま史料ネットにより、各地図、文化財などへの解説も加えられている。また、この中の「文政十二年玉村八幡宮祭礼図」については、日光例幣使街道の道筋を折りたたんだ独特の構図で描画されている元図を、利用者にわかりやすいように最新の解釈で展開したうえで提供している。

このほか、ぐんま史料ネットは群馬県館林市での石造文化財現況調査を実施し、その成果をCode for Historyが公開済みである「ぷらっと館林」に追加コンテンツとして公開した。館林市には50年前に有志の手で市内全域の石造文化財がほぼすべて調査された文献があり、今日までその後の追跡調査が行われていなかったが、このたび館林市の旧館林町域を皮切りに現況調査が始まったため、その成果を「ぷらっと館林」に提供している。この成果は、追ってオープンデータとしても公開される予定だという。

ぷらっと玉村
https://s.maplat.jp/r/tamamuramap/
ぷらっと館林
https://s.maplat.jp/r/tatebayashimap/