Pix4D、フォトグラメトリーソフト「Pix4Dmatic」などの新世代ツールを発表

Pix4D、フォトグラメトリーソフト「Pix4Dmatic」などの新世代ツールを発表

Pix4Dsurvey

スイスのPix4D社は31日、フォトグラメトリー(SfM)ソフト「Pix4Dmatic」および写真測量データの変換ソフト「Pix4Dsurvey」、ドローン飛行アプリ「Pix4Dscan」、分析プラットフォーム「Pix4Dinspect」などの新世代ツールを発表した。

「Pix4Dmatic」は、精確なドローンマッピングを可能とするフォトグラメトリ―(SfM)ソフトウェア。測量レベルの精度を維持しながら何千もの画像を処理可能で、大規模なプロジェクトにおいても画像から点群生成までにかかる時間を半減する。現在、同ソフトのベータプログラムでは参加希望者を受付中だ。

「Pix4Dsurvey」は、点群データをCADで使用出来る形式に変換するツールで、測量にかかる全体の時間を大幅に削減することが可能。現在トライアルおよび購入が可能だ。

「Pix4Dscan」は、複雑な構造物に対応できるドローン飛行アプリ。「Pix4Dinspect」はクラウドベースの分析プラットフォームで、産業点検とアセット管理のエンドツーエンドのソリューションを提供する。Pix4Dのフォトグラメトリーでモデリングされた資産のデジタルツインを管理し、点検することが可能だ。

このほか、デスクトップソフトウェア「Pix4Dmapper」もバージョン4.5にアップデートされた。新バージョンでは、画像のキャリブレーションと点群生成が各ステップで平均20%高速化している。

Pix4Dscan
Pix4Dinspect

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