セコム、位置検索機能を搭載したセキュリティ端末「ココセコム」をリニューアル

セコム株式会社は、屋外用セキュリティ端末「ココセコム」の新型を3月中に発売すると発表した。

「ココセコム」は2001年にスタートしたサービスで、持っている人や物の場所がわかる位置検索機能や、緊急時のオペレーションセンターへの通報機能を備えており、トラブルが発生した場合は要請に応じてセコムのスタッフが現地へ駆けつける。

今回発売する新端末は、スマートフォンとの連携が可能となり、所持者が自宅を離れた際や特定エリアに出入りした場合、また、搭載車両が予期せぬ移動をした場合などに、指定のスマートフォンに通知される。さらに、バッテリー残量が少なくなった場合や電源がオフになった場合もスマートフォンに通知して電池切れを防ぐことができる。

端末のデザインはシンプルさを追求し、中央の表示画面にバッテリーや通信状態などが表示される。通報ボタンも従来よりも押しやすくなったほか、防水・防塵機能も備えている。さらに、通報時に端末を通じてセコムのスタッフと通話できるようになったほか、設定により通報時にブザー音を鳴らすこともできる。さらに、端末とスマートフォンが一定の距離以上離れるとスマートフォンから通知が来る機能も搭載している。

このほか、従来は位置情報を確認する際に、基本料金に応じた回数を超えると従量制の料金が発生していたが、月額基本料金（税込1,320円）のみで何回でも利用可能となった。

端末のサイズは84（高さ）×46（幅）×16（奥行）mm、重量は約67g（バッテリー含む）。連続動作時間は最大350時間。

ココセコム
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