国土地理院、東日本大震災関係の26基を含む120基の自然災害伝承碑を地理院地図で追加公開

国土地理院、東日本大震災関係の26基を含む120基の自然災害伝承碑を地理院地図で追加公開

長野県南木曽町の自然災害伝承碑(出典:国土地理院ウェブサイト)

国土地理院は、ウェブ地図サービス「地理院地図」において、新たに27市区町村120基の自然災害伝承碑の情報を追加公開した。

自然災害伝承碑は、過去に起きた洪水や津波、地震などによって起きた災害を伝える石碑で、地理院地図では2019年6月に掲載を開始し、全国の自治体と連携しながら整備を進めている。地理院地図で公開している自然災害伝承碑の情報は、碑名や災害名、災害の種類、碑が建立された年、碑の所在値、伝承内容、写真などを収録している。

今回公開したのは、2011年に起きた東日本大震災関係の26基を含む120基で、北海道函館市、岩手県宮古市、岩手県大船渡市、岩手県岩泉町、岩手県洋野町、宮城県南三陸町、秋田県横手市、山形県酒田市、福島県いわき市、茨城県龍ケ崎市、 栃木県那須町、群馬県中之条町、千葉県旭市、新潟県湯沢町、石川県輪島市、長野県南木曽町、京都府京都市、兵庫県神戸市、広島県府中市、高知県宿毛市、大分県竹田市などの伝承碑の情報が掲載された。これにより、地理院地図における自然災害伝承碑の公開数は47都道府県257市区町村861基となった。

地理院地図
https://maps.gsi.go.jp/
発表資料
https://www.gsi.go.jp/bousaichiri/denshouhi.html
追加公開した市区町村一覧
https://www.gsi.go.jp/bousaichiri/denshouhi_addlist.html