アジア航測、海底地形が見られるウェブサービス「釣りドコ」に“深場の赤色立体地図”を追加

アジア航測、海底地形が見られるウェブサービス「釣りドコ」に“深場の赤色立体地図”を追加

アジア航測株式会社は、海底地形図を見られるウェブサービス「釣りドコ」に、東京湾から相模湾にかけての「深場の赤色立体地図」を月額300円の有料コンテンツとして整備し、新たなレイヤーとして公開した。

「釣りドコ」は、PCやスマートフォンなどからアプリのように閲覧できるウェブサイトで、航空レーザー測深機(ALB)によって取得した詳細な海底地形図を見られる。

今回、すでに公開している沿岸域の「水深段彩図(無料)」は、ALBによって作られていたため、水中を通り抜けるレーザー光が届きにくい深い場所の地形情報が得られなかった。一方、ユーザーからは「もっと深い場所の地形を見たい」という意見が寄せられていたため、より深い範囲の海底地形情報を提供することにした。公開範囲は、東京湾から相模湾にかけての2782平方km。

今回公開した深場地形図は、地形変化に特化した赤色立体地図に等深線を重ね合わせた特殊な図面で、これまでのように等深線から地形変化を読み取ることなく、魚の餌となる小魚やプランクトンなどが多く集まる湧昇流が発生しやすい地形を直感的に把握できる。

地図上に自分の位置が表示されるため、自分がどのような地形の上にいるのかを手軽に確認することが可能で、画面を閉じればGPSによる電池の消耗が発生しないため、バッテリー消費が少ないことも特徴となっている。

釣りドコ
https://turidoco.com/