ゼンリン、横浜ゴム、アルプスアルパインの3社が共同でタイヤ・路面検知システムの実証実験を開始

ゼンリン、横浜ゴム、アルプスアルパインの3社が共同でタイヤ・路面検知システムの実証実験を開始

開発体制

株式会社ゼンリンは、横浜ゴム株式会社、アルプスアルパイン株式会社と共同で、路面検知システムを搭載した「IoT タイヤ」で得たデータを地図情報と紐づける実証実験を行った。

同実証実験では、横浜ゴムとアルプスアルパインが共同開発するタイヤセンサーを実験用車両に装着して路面検知を行い、タイヤセンサーの路面検知情報とゼンリンが保有する高精度地図情報や道路規制情報との紐付けを行うことにより、さまざまな路面のデータの分析・蓄積とシステム構築を行う。

3社は実証実験によるデータ分析を通じて、将来のソリューション提供を目標としている。たとえば摩耗状態や空気圧不足を検知し、急勾配・急カーブ道路を避けるナビゲーションや、路面凍結・陥没道路などの情報提供による安全運転支援、自動運転車両の制御など、さまざまな可能性を検討する。

発表資料
https://www.zenrin.co.jp/information/public/210219.html