国土地理院、阪神・淡路大震災関係の9基を含む38基の自然災害伝承碑を地理院地図で公開
阪神・淡路大震災関係の自然災害伝承碑の情報を追加(出典:国土地理院ウェブサイト)
国土地理院は、ウェブ地図サービス「地理院地図」において、新たに14市区町村38基の自然災害伝承碑の情報を追加公開した。
自然災害伝承碑は、過去に起きた洪水や津波、地震などによって起きた災害を伝える石碑で、国土地理院は全国の自治体と連携して整備を進めており、地理院地図では2019年6月から掲載を開始した。地理院地図で公開している自然災害伝承碑の情報は、碑名や災害名、災害の種類、碑が建立された年、碑の所在値、伝承内容、写真などを収録している。
今回公開したのは、1995年に起きた阪神・淡路大震災関係の9基(神戸市)を含む38基で、ほかには北海道の新冠町や青森県弘前市、岩手県普代村、山形県米沢市、東京都中央区、新潟県燕市、福井県若狭町、長野県松川町、静岡県静岡市、愛知県豊田市・新城市、岡山県総社市、熊本県長洲町などの伝承碑の情報が掲載された。これにより、地理院地図における自然災害伝承碑の公開数は47都道府県236市区町村741基となった。
地理院地図
https://maps.gsi.go.jp/
発表資料
https://www.gsi.go.jp/bousaichiri/denshouhi.html
掲載市区町村一覧
https://www.gsi.go.jp/common/000215229.pdf
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