Googleマップが15周年記念で大幅アップデート、アイコンも一新
Googleマップの新アイコン
Googleは、地図アプリ「Googleマップ」の15周年を記念して、アイコンや各種機能のアップデートを実施すると発表した。アイコンは「ピン」に基づいた新たなデザインへとアップデートされる。また、15周年を記念して、Googleマップのナビゲーションで特別な車のアイコンを期間限定で表示する。
今回のアップデートにより、画面下部のメニューが「スポット」、「通勤」、「保存済み」、「投稿」、「最新」の5つのタブに変更される。「スポット」タブでは、地元のレストランや周辺の観光スポット、街のランドマークなど、世界中にある約2億の場所に関する情報や評価、レビューなどをチェックできる。「経路」タブは、車や公共交通機関を使った効率的なルートを確認できる。通勤ルートを設定しておくことにより、リアルタイムの交通情報や移動時間、別ルートの提案などを受け取ることもできる。
「保存済み」タブは、新オープンの店や有名レストランなど、気になる場所を保存する機能で、印をつけた場所をまとめて整理できる。保存した場所を表示したり、次の旅行で訪れたい場所を計画したり、行った場所に基づいたおすすめを共有したりすることもできる。
「投稿」タブでは、道路や住所、地図に載っていない場所、クチコミ、写真の詳細などの知識や情報を簡単に共有できる。「最新」タブでは、地域の専門家などから提供されるトレンドやおすすめスポットのフィードにアクセスできる。チャットで企業に直接質問して答えを得ることも可能だ。
また、公共交通機関において、車内の気温を事前に確認できるようになるほか、女性専用席／女性専用車両の有無や、保安要員、監視カメラまたは非常電話の有無を確認できるようになる。さらに、特別な支援や補助が必要な場合に、係員の有無やバリアフリー出入口や座席、非常停止ボタンや高可視LEDなどを利用できる公共交通機関を特定することも可能となる。さらに、日本でのみ、より座りやすい車両を利用できるように、車両編成に基づいてルートを選択可能となる。
このほか、ARナビゲーション機能（ライブビュー）についても、今後数カ月にわたって拡張し、新機能をテストする予定。まずは目的地までの移動距離と方向をすばやく確認できるようになる。
