Sigfoxを活用した見守りサービス「キンセイGPS」の一般販売が開始
株式会社Hampsteadは、GPSを搭載した小型端末の位置情報を検索できる見守りサービス「キンセイGPS」の一般販売を4月1日に開始すると発表し、先行受付を開始した。
同サービスは、衛星測位機能を搭載した小型の専用端末を持った子どもや高齢者の位置情報を、スマートフォンやPCから確認できる見守りサービス。これまで自治体や法人向けにのみに提供していたが、このたび一般販売を開始することになった。通信手段としてSigfoxを活用しており、Sigfox通信が可能なエリアで使用できる。
端末のサイズは89.9(幅)×40.0(奥行)×18.5(高さ)mmと小型で、ランドセルやポケットなどに入れて持ち運べる。電源のオン/オフなどの操作は不要で、端末を持ち歩くだけで位置情報が自動的に送信される。microUSBによる充電式で、1回の充電で1日3時間程度使用した場合、約1週間の使用が可能。バッテリー残量は端末のLEDで確認できる。
移動中は3分に1回の頻度で位置情報が送信され、その位置情報が専用アプリの地図上に表示される。見守り対象者が移動していない場合、端末内のセンサーが停止していることを認識し、位置情報は送信されない。
アプリの地図上で多角形のエリアを登録し、エリア内に入った場合とエリアの外側に出た場合にアラートを通知する機能も搭載。また、端末のボタンを押すことにより、メールおよびプッシュ通知でボタンが押された旨が通知され、位置情報を確認できる。
価格は8,800円(税込)で、端末本体と12カ月分のサービス利用料が含まれる。13カ月目以降は月額440円(税込)で提供する予定。
「キンセイGPS」サービスサイト
https://www.kinsei.io/
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