クロスロケーションズ、ChatGPTで人流データを分析する新機能「AIアシスタント」を提供開始
クロスロケーションズ株式会社は10月9日、人流データ分析プラットフォーム「Location AI Platform(LAP)」で可視化された人流データをChatGPTのADA(Advanced Data Analysis)機能で分析する新機能「AIアシスタント」を実装したと発表した。
同機能では、ダッシュボード上の「プロンプトボックス」に質問を入力することにより、専門的な知識や操作スキルがなくても人流データを分析し、対話型で自然な回答を導き出すことが可能で、これにより目的に沿った洞察と具体的な分析結果を得られる。
同社が2025年3月にLAPおよび「人流アナリティクス」に実装した「AIサマリー」をさらに進化させた機能で、AIサマリーは可視化された人流データを自然言語で自動的に要約して表示するのに対して、AIアシスタントではユーザーが対話形式で分析を進めることが可能となった。
同社はAIアシスタント機能の活用例として、出店候補地の調査分析や販売促進の効果測定、店舗・商品・サービスなどのコンセプト立案などを挙げている。たとえばコンセプト立案では、企業担当者がアイデアをプロンプトに入力するだけで、LAPのデータと連携したChatGPTとの対話を通じて客観的なデータ分析に基づいた“壁打ち”が可能となり、客観的なデータの裏付けを加えてアイデアをブラッシュアップすることができる。

Location AI Platform
https://www.x-locations.com/service/lap/
発表資料
https://www.x-locations.com/news/pr20251009/
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