国土地理院、伊勢湾台風関係の4基を含む7基の自然災害伝承碑を公開

国土地理院、伊勢湾台風関係の4基を含む7基の自然災害伝承碑を公開

公開中の自然災害伝承碑

国土地理院は9月17日、ウェブ地図サービス「地理院地図」にて公開している自然災害伝承碑について、新たに5市区町村7基を追加公開した。

自然災害伝承碑とは、過去に発生した津波や洪水、火山災害、土砂災害など自然災害の様相や被害状況などが記載された石碑やモニュメントのことで、当時の被災状況を伝えるとともに、被災場所に建てられていることが多いため、これらを地図上で伝えることで地域住民の防災意識向上に役立つものと期待されている。

今回公開したのは、長野県下條村、静岡県島田市、愛知県津島市、愛知県東海市、三重県四日市市など、伊勢湾台風関係の4基を含む7基で、これにより公開数は全国320市区町村1057基となった。

自然災害伝承碑
https://www.gsi.go.jp/bousaichiri/denshouhi.html