ナイトレイ、人流データと道路走行データを活用した道路維持管理支援サービスを提供開始

ナイトレイ、人流データと道路走行データを活用した道路維持管理支援サービスを提供開始

株式会社ナイトレイは、人流データと道路走行データを活用して道路インフラの維持管理業務を支援する新サービス「CITY INSIGHT道路維持管理支援サービス」を提供開始した。

同サービスは、人流データおよび乗用車や商用車の道路走行データ(プローブデータ)を用いて道路別の車両走行実態を定量分析することにより、道路補修やインフラ工事の実行順序選定を支援するサービスで、主に道路管理業務を担う地方自治体や民間企業が道路維持管理計画の策定時に活用できる。

対応するデータは、本田技研工業か部式会社(Honda)が提供する「Honda Drive Data Service」の乗用車プローブデータ、株式会社Agoopの通行量データ(流動人口データサービス)、日野自動車株式会社の商用車プローブデータ、矢崎総業株式会社の商用車プローブデータなどで、他のデータについても随時連携する予定としている。

地方自治体が行っている道路維持管理業務では、道路の巡回業務や、特殊な機器や専用の計測車両による道路の点検、必要箇所への修繕などが行われており、各自治体では予算や人的リソースが限られる中、重要度や緊急度に応じて点検調査の優先順位を決めて、順番に改良・修繕を進めることで効率的に道路の維持管理を進めることが求められている。

「CITY INSIGHT道路維持管理支援サービス」では、乗用車や商用車の道路走行データを使用して道路の利用状況を分析・可視化することにより、点検調査や道路補修の重要度・優先順位付けを自治体担当者の肌感覚ではなくデータとエビデンスに基づいて実施するための根拠を提供する。

利用するプローブデータと成果物のイメージ

発表資料
https://nightley.jp/archives/15661/