日本観光振興協会、ブログウォッチャーの人流データを活用した「デジタル観光統計オープンデータ」を公開
株式会社ブログウォッチャーは10月3日、同社の人流データを活用した「デジタル観光統計オープンデータ」が日本観光振興協会より正式公開されたと発表した。
同データは、全国の都道府県・市区町村の観光来訪者数を月別に集計したデータで、ブログウォッチャーが保有する位置情報データを使用している。これにより、自治体は国内居住者の観光来訪者数をタイムリーに把握し、速やかに施策実行・評価につなげやすくなる。
データ提供期間は2021年1月以降で、地点更新は年1回の頻度で行う。データ提供にあたっては、観光庁をオブザーバーに迎えたデジタル観光統計整備検討委員会にて観光客や観光地点などの定義が検討され、各都道府県で行われていた既存の観光統計との精度検証を行いながら進められた。
同データは、観光庁「観光入込客統計に関する共通基準調査要領(令和5年改訂版)」において観光入込客数を把握する手段の1つとして提示されており、既存統計の代替やEBPMの推進、観光DXなどでの活用が期待されている。
デジタル観光統計オープンデータ
https://www.nihon-kankou.or.jp/home/jigyou/research/d-toukei/
発表資料
https://www.blogwatcher.co.jp/news/TEHlxZK8
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