デジタルツインプラットフォームと3次元データ計測システムを融合、広範囲の点群を自動生成できる「CalTa M42」が提供開始

CalTa株式会社、株式会社マップフォー、株式会社Liberawareの3社は10月15日、簡単操作で広範囲に3次元点群を自動生成し、情報共有が可能となる新サービス「CalTa M42」を提供開始すると発表した。
同サービスは、CalTaのデジタルツインプラットフォーム「TRANCITY」とマップフォーの3次元データ計測システム「SEAMS」をLiberawareの映像処理技術により融合するサービス。
専門的な知識や高機能なPCは不要で、歩行計測からデータアップロードまでの内業も不要な簡単なステップで、ノイズが除去された高精細な点群データと写真データを地図上に重ね合わせたデジタルツインを自動的に生成できる。生成したデータはチームメンバー間でスムーズに共有できる。
ユーザーはマップフォーが提供するバックパック型のレーザースキャナー「SEAMS ME」で歩行計測し、SSDに格納されたデータをTRANCITYにアップロードするだけで、好きな場所を簡単に3次元化できる。さらに、SEAMS MEでの計測時に同時撮影される写真データを点群データと重畳表示することもできる。
同サービスを利用することで、点群データ取得からその解析、利用までがワンストップで可能となり、3次元点群データの利活用をより手軽に低コストで実現し、インフラ現場管理の生産性向上に貢献する。

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