国土地理院、九州豪雨に関する被災地の空中写真と浸水推定段彩図を公開
出典:国土地理院ウェブサイト
国土地理院は、記録的な大雨となった九州北部の被災地に関する各種情報を公開した。
公開したのは、佐賀地区(佐賀県佐賀市、唐津市、多久市、伊万里市、武雄市、小城市、嬉野市、大町町、江北町、白石町)の垂直写真および六角川地区(佐賀県佐賀市、武雄市、小城市、大町町、江北町、白石町)の斜め写真。
さらに、8月28日15時頃に国土交通省災害対策用ヘリコプターが撮影した画像を使用して浸水した範囲を判読し、標高データを用いて浸水範囲における水深を算出して深さごとに色別に表現した「浸水推定段彩図」も公開した。
いずれもウェブ地図サービス「地理院地図」にて閲覧できるほか、浸水推定段彩図はPDFファイルも公開している。
このほか、詳細な地形を把握できる「デジタル標高地形図」や、詳細な地形分類および河川工作物等が盛り込まれた「地水地形分類図」のPDFファイルなども公開している。
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