クロスロケーションズ、グローバルの位置情報データを自社の解析エンジンに導入
大阪市内のインバウンド分析
クロスロケーションズ株式会社は6月13日、同社が提供する位置情報ビッグデータ解析エンジン「Location Engine(LE)」に、グローバルの位置情報を導入したと発表した。
導入する位置情報データは、複数のグローバル位置情報データプロバイダーとのパートナーシップ提携によるもので、世界247カ国・42億台のスマートフォンから許諾済み位置情報データを収集し、LEで解析することにより、国内外のさまざまな地点やエリアの人流を可視化できる。
このデータを同社のスマートフォン向け広告配信システムDSP(Demand Side Platform)やSNS広告で活用することにより、インバウンドおよびアウトバウンドの広告配信サービスを拡充する。グローバルな位置情報データの拡充により、システムで把握が可能な来日前、来日中、帰国後の外国人数も大幅に増加し、訪日外国人旅行者の50%にリーチすることが可能となる。
また、広告配信だけでなく、位置情報を活用した来店計測や周遊分析も可能で、費用対効果を定量的に把握してROIを判定できる。さらに、観光地を訪れた外国人旅行者の居住国のランキングや行動パターンなど、より詳細なレポートの提供も可能となる。
-
前の記事
天気アプリ「ウェザーニュース」、雨雲レーダーのマップに雨リポート投稿が追加 2024.06.12
-
次の記事
ヤマップ、登山者の投稿と軌跡データを活用した「日本一道迷いしやすい登山道 2024」を発表 2024.06.17