マップル、Windows用地図ソフト「スーパーマップル・デジタル25」を発売

マップル、Windows用地図ソフト「スーパーマップル・デジタル25」を発売

株式会社マップルは、Windows用地図ソフト「スーパーマップル・デジタル25」を7月5日に発売すると発表した。

同ソフトは、デジタル地図や住所、POI(検索データ)、行政区画、道路ネットワーク、観光地エリアなどの各種データを搭載したWindows用の地図ソフト。本バージョンではGIS(地理情報システム)機能を強化し、外部データの取り込みについて従来からサポートしているKMLやGeoJSONに加えて、新たにシェープファイル(Shapefile)形式にも対応した。取り込み処理も高速化し、ポリゴン640,000件、ライン14,000件、テキスト1,200件の外部データの取り込み試験において、平均で約20%、最大で約30%の速度向上が実現したという。

行政区域の強調表示機能も拡張し、これまで1つしか選べなかった行政区域を複数選択して強調表示ができるようになった。さらに、選択指定した行政区域内に含まれる店舗や顧客などの管理情報を抽出する機能や、地図上に表示したい情報フォルダをチェックボックスでON/OFFできる機能も追加した。また、カスタム情報アイコンのデザインもシンプルで実用性の高いものに変更した。

同社は各所で公開されているオープンデータの種別と有用性を知ってもらうことを目的に、無償で利用できるダウンロードサイトも新たに開設した。マップルが編集したオープンデータには、地価公示、バスルート、各種ハザード系情報といった実用的な22種類のデータが含まれており、簡単に「スーパーマップル・デジタル」の地図上に表示できる。

提供形態はパッケージ版、ダウンロード版、ライセンス版の3種類で、パッケージ版は全国版DVDおよび全国版USB、東日本版DVD、西日本版DVDの4種類を用意している。

一都三県(南関東)のハイライト表示
地図にオープンデータを重ねた表示例

スーパーマップル・デジタル25
https://smd.mapple.net/