LBMA Japan、移動における脱炭素の指標値を定める「Location-GXガイドライン」を公開
一般社団法人LBMA Japanは5月20日、移動における脱炭素の指標値指標値を定める「Location-GXガイドライン」を発表した。同団体のウェブサイトよりダウンロードできる(無料の会員登録が必要)。
同ガイドラインは、移動における炭素排出量を可視化し、統一化することで人々の行動変容を促す施策を企業が展開できるようにすることを狙いとしたもので、炭素排出量の算出のロジックや方法などを定義している。
AIなどの活用により位置情報や時間、交通経路などを比較して移動手段を算出した上で、それぞれの移動手段において1kmごとの炭素排出量(g)を“元値”として毎年更新し、各サービスやビジネスで算出したベースライン(施策実施前データ)と施策実施後のデータを比較して、その差分である変容値(削減値)を「L-GXポイント」として定義しており、このポイントがJクレジットのようにカーボンニュートラルの値として認められていくことを目指している。
将来的にはL-GXポイントを、オフセット値を必要とする他企業に対してクレジットとして販売できるスキームの構築を目指している。
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