ヤマップ、トレイルランニングの大会で位置情報を管理できる「YAMAPトラッキングシステム」を無償化

株式会社ヤマップは5月15日、トレイルランニングの大会運営者向けサービス「YAMAPトラッキングシステム」を無償化すると発表した。
同サービスは、トレイルランニングやウォーキングなどの大会において参加者やスタッフの位置情報を管理できるシステムで、これまで30以上のレースで導入されている。電波の届かない山の中でもアプリで現在地がわかるコース地図と、選手の位置情報がわかるトラッキングシステムを提供することにより、大会運営の効率化と選手の安全性向上に貢献する。
大会専用のコース地図はGPXデータをもとにヤマップ側が作成し、アプリの利用方法や選手や運営向けの各種マニュアルも提供する。
同サービスはこれまで有償で提供してきたが、各地のレース運営者と対話を重ねる中で、より安全な運営にかけられる予算の厳しい現状などが明らかになってきたため、業務フローの効率化と導入における社内の人的リソースを削減しつつ、大会を通したYAMAPの認知拡大や利用者増加を見据えて無償化に踏み切ることにした。
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