ARナビアプリ「PinnAR」に屋内ナビ機能が追加、新宿駅構内を案内可能に

ARナビアプリ「PinnAR」に屋内ナビ機能が追加、新宿駅構内を案内可能に

株式会社テレコムスクエアと株式会社SCREENアドバンストシステムソリューションズ(SCREEN AS)は、ARナビゲーションアプリ「PinnAR(ピナー)」に、新機能「屋内ナビゲーション機能」を追加した。Android版のみ先行でリリースとなる。

同アプリは、カメラで映した実際の風景上に、道路に沿う形でルートを表示するARナビゲーション機能を備えたアプリで、マップ上にルートが表示される従来のナビゲーションと切り替えて利用できる。

今回リリースした屋内ナビゲーション機能は、独自のルーティングエンジンを用いることにより、屋内において現在地を推定し、ナビゲーションできる機能で、屋外と同様に迷ったその場からルート検索が可能で、ルートから外れてしまった場合も自動的にルートをい再検索することができる。対応施設の第1弾は新宿駅で、屋内施設でも屋外でのナビゲーションアプリ同様に、現在地を把握しながら目的地に迷わず行けるようになる。ただし、新宿駅の改札内には非対応となる。

ARナビゲーション機能は、SCREEN ASの「NAVIMICHAEL(ナビマイケル)」を活用しており、ルーティングエンジンは株式会社写真化学より提供されている。また、新宿駅構内地図は「新宿駅周辺屋内地図オープンデータ」(国土交通省)を利用して、テレコムスクエアと写真化学で加工したものを使用している。

ナビゲーションだけでなく、施設内スポットを検索することも可能で、出入口や改札、トイレ、エレベーター、ATM、コンビニ、カフェ、ショッピング、インフォメーションセンター、タクシー乗り場、バス乗り場など、駅構内のスポット13ジャンルが登録されており、「現在地から一番近いトイレに行きたい!」という場合にはタップするだけで簡単に最寄りのトイレの場所を検索することができる。同機能は今後、駅や空港、公共施設、大型商業施設などさまざまな屋内施設に対応する予定だ。

PinnAR
https://telecomsquare.co.jp/solution-service/digital-media/pinnar.html