国土地理院、​令和6年能登半島地震で生じた亀裂箇所の分布図を公開

国土地理院、​令和6年能登半島地震で生じた亀裂箇所の分布図を公開

亀裂分布図(出典:国土地理院ウェブサイト)

国土地理院は2月14日、令和6年能登半島地震で生じたと考えられる地表の亀裂箇所について空中写真の判読を行い、その分布図を公開した。

判読は、国土地理院が1月2日・5日・11日・14日・17日に、珠洲地区・輪島東地区・輪島中地区・輪島西地区・穴水地区・七尾地区にて撮影した空中写真をGIS上に表示し、地表の亀裂のラインデータを取得した。影や雪の影響がある部分は空中写真を色調補正して判読した。

公開したのはPDF形式の亀裂分布図(A3サイズ)と亀裂場所のKMLデータで、KMLデータを地理院地図やGoogle Earthなどで読み込むことにより地図上で可視化できる。

発表資料
https://www.gsi.go.jp/BOUSAI/20240101_noto_earthquake.html#4