国土地理院、関東大震災関連の4基を含む46基の自然災害伝承碑を公開
公開中の自然災害伝承碑の位置(出典:国土地理院ウェブサイト)
国土地理院は3月2日、ウェブ地図サービス「地理院地図」で公開している自然災害伝承碑について、新たに19市区町村46基を追加公開した。
自然災害伝承碑とは、過去に発生した津波や洪水、火山災害、土砂災害など自然災害の様相や被害状況などが記載された石碑やモニュメントで、当時の被災状況を伝えるとともに、被災場所に建てられていることが多く、これらを地図上で伝えることで地域住民の防災意識向上に役立つものと期待されている。
今回、追加公開したのは、北海道鹿部町、青森県弘前市、茨城県筑西市、埼玉県熊谷市、埼玉県嵐山町、埼玉県川島町、千葉県館山市、千葉県鋸南町、長野県飯山市、岐阜県海津市、鳥取県倉吉市、島根県江津市、島根県川本町、岡山県岡山市、岡山県高梁市、岡山県赤磐市、熊本県玉名市、大分県日田市、鹿児島県さつま町の19市区町村46基で、1923年に発生した関東大震災に関連した碑などが含まれている。今回の追加により、公開数は全国529市区町村1821基となった。
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