地理空間情報のデータ流通支援プラットフォーム「G空間情報センター」と衛星データプラットフォーム「Tellus」が連携開始

地理空間情報のデータ流通支援プラットフォーム「G空間情報センター」と衛星データプラットフォーム「Tellus」が連携開始

PALSAR-2の画像イメージ ©JAXA

一般社団法人社会基盤情報流通推進協議会(AIGID)が運営する、地理空間情報のデータ流通支援プラットフォーム「G空間情報センター」と、さくらインターネット株式会社が経済産業省事業として開発・運用する衛星データプラットフォーム「Tellus」は2月16日に連携を開始した。

両プラットフォームはこれまで、それぞれ独自にデータを搭載していたため、双方のプラットフォームに搭載しているデータを活用する場合は、必要なデータが搭載されているプラットフォームから別々にデータを検索する必要があったが、今回の連携により、双方のプラットフォームにあるデータがそれぞれのプラットフォームから検索することが可能になる。

2月16日時点では、G空間情報センターのデータセット一覧にて、Tellus公式衛星データのALOS-2/PALSAR-2やASNARO-2、ASNARO-1、ASTER GDEM、GCOM-C準リアルタイム(高次プロダクト)などのデータを検索可能。また、Tellusマーケットにて道路中心線サンプルデータ提供API、断面交通量データ(位置情報付)提供APIなどのデータを無料で利用、または購入できる。両プラットフォームは、今後も検索できるデータを増やしていく予定としている。

発表資料
https://www.sakura.ad.jp/information/newsreleases/2023/02/16/1968211154/