昭文社、観光客に人気のエリアが分かる旅行者意向分析ツール「Travelers’Mind」を提供開始
スポット分布表示
株式会社昭文社ホールディングスと株式会社マップルは、観光地における企画立案、戦略策定を支援する旅行者意向分析ツール「Travelers’Mind」を提供開始した。
同サービスは、地図と既存データ資産を活用し、旅行者の観光地における行動意向を客観的・定量的に分析できるサービス。株式会社昭文社が発行する観光ガイドブックに付帯されている電子書籍アプリ「まっぷるリンク」において利用者が登録したブックマーク情報を分析することにより、観光地のポテンシャル(潜在ニーズ)を把握できる。利用者が登録したブックマーク情報は、旅行者が事前に訪問したいスポットとしてリストアップされた情報のため、旅行者の真の訪問ニーズを掴むことができる。
同ツールには、観光分析に必要な機能として、行政別エリア色分け表示やスポット分布表示、人気スポットランク分析、スポット相関性分析、ジャンル別構成比分析などの機能を搭載しており、各種表示機能は「人気度」、「エリア」、「季節」、「ジャンル」による絞込みに対応しているので、周辺の複数エリアを統合した分析なども可能となる。
これにより、行政単位ではなく、「近隣で最も集客力のある地域はどこか?」、「周辺地域に比べてグルメスポットの認知は高いが、宿泊に課題がある」など、旅行者のリアルな行動範囲に即した域内の現状と課題を把握できる。このほか、昭文社が運営するウェブサイト「まっぷるトラベルガイド」との情報連携機能により、観光スポットの詳細情報をスムーズに確認・把握することもできる。
Travelers’Mind
https://mapple.com/solution/pak-travelersmind/
-
前の記事
Wave Technology、自律航法とARを組み合わせた高精度測位サービスを提供開始 2020.10.21
-
次の記事
NAVITIMEのウェブサイトがSanSanと連携開始、名刺を選択するとオフィスの位置を確認可能 2020.10.22