ナビタイム、全国のフェリーデータのカバー率100%を達成
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株式会社ナビタイムジャパンは12月15日、ナビタイムジャパンが提供するナビゲーションサービスや法人向けAPIにおいて、日本で初めて全国すべてのフェリー情報に対応したと発表した。
同社は2009年4月にフェリーを利用したルート検索に対応し、フェリー情報の拡充に努めてきた。今回100%対応を達成したことにより、全国のフェリーを利用したルート検索や時刻表、地図上での港の表示などが可能になり、これまで経路表示できていなかった島へのルートや、遠回りせずにフェリーを使った最適なルート案内が可能となる。また、目的地検索時に、地図上で島を指定したり、島の名称をフリーワード検索したりすると、島内にある港が関連検索される。
これにより、ユーザーは個別に事業者のサイトで時刻を調べることなくフェリーを利用するルートにリーチできる。法人向けサービスにも対応することで、たとえばMaaS領域で水路を活かした課題解決に取り組む事業者への支援にもつながる。
フェリーのデータ整備は、主に事業者がウェブサイトなどで公開している情報を活用し、時刻や運賃をデータ化した。運航状況の変化に対応できるように、日々ウェブサイトを細かく確認して、できるだけリアルタイムな情報更新を行い、正確なデータを対象サービスに反映している。
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発表資料
https://corporate.navitime.co.jp/topics/pr/202212/15_5545.html
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