両備、地域密着型のタクシー配車アプリ「TAXI.come」を提供開始

両備、地域密着型のタクシー配車アプリ「TAXI.come」を提供開始

両備グループのタクシー事業を運営する両備タクシーユニットは11月24日、タクシー配車アプリ「TAXI.come」(タクシードットカム)を提供開始した。同サービスは両備タクシーセンターが手がける共同配車と連携し、岡山県内にてアプリでタクシーを呼ぶことが可能となる。

同アプリは両備タクシーユニット、株式会社JVCケンウッド、株式会社両備システムズが共同開発したもので、地域の生活に合わせてカスタマイズできる地域密着型のタクシー配車アプリを目指した。高齢者が抵抗感なく使用しやすい表示画面モードの採用や、アプリの使い方講座の実施など、幅広い世代に向けて利便性の向上を図る。

オールクラウドの拡張性の高いシステムを採用し、相乗りや事前確定運賃などの新サービスを提供することで多様なニーズに応えていく方針。シェアード型コールセンターシステムの導入により、事業者の垣根を超えた共同配車で迅速なタクシー手配を実現する。

注文前は地図上に付近の車両の位置情報および、送迎先までのおおよその所要時間が表示される。また、行き先を指定することで乗車後の行き先へのおおよその所要時間も表示される。注文後は迎車タクシーの現在地が表示される。タクシーが到着したら、乗務担当社員よりプッシュ通知で知らせる。今後は日時指定のタクシー予定やクレジットカード事前登録によるネット決済、お気に入り地点登録の機能なども実装を予定している。

配車エリアは岡山市(北区建部町、東区瀬戸町を除く)、都窪郡早島町、倉敷市で、2023年1月には津山市も追加予定。

TAXI.come
https://taxi-come.com/