ゼンリンなど3者、福島県浪江町にてMaaS実現に向けた実証実験を実施

ゼンリンなど3者、福島県浪江町にてMaaS実現に向けた実証実験を実施

なみえI・DOアプリ

福島県浪江町および株式会社ゼンリン、株式会社長大の3者は9月29日、浪江町内へのMaaS社会実装および事業化の実現へ向けて、「なみえI・DO(いどう)プロジェクト」の実証実験を実施すると発表した。

同プロジェクトでは、10月7日に提供開始するスマートフォンアプリ「なみえI・DOアプリ」を活用して住民の公共交通の利用頻度向上を目指すとともに、アプリで得られる移動データを活用する。

アプリでは1日の移動履歴を「徒歩」、「滞在」、「自動車」、「自転車」といったジャンルごとに登録することが可能で、記録した移動データはポイントに変換され、各種特典と交換できる。また、町内で開催されるイベント情報も確認できる。

アプリから得られる住民の移動データを収集した上で、交通事業者や地域事業者などに提供して住民の移動需要および傾向を把握し、誰でも自由に移動できるまちづくりに役立てる。また、実証終了後は、実証結果の地域課題解決への効果検証を行うとともに、将来的な他地域への横展開の可能性も検証する。

イベント情報

発表資料
https://www.zenrin.co.jp/information/product/220929.html