国交省、「全国道路施設点検データベース」の詳細情報を有料で公開

国交省、「全国道路施設点検データベース」の詳細情報を有料で公開

5月に先行公開した「全国道路施設点検データベース~ 損傷マップ ~」

国土交通省道路局は7月12日、道路施設に関するデータベース「全国道路施設点検データベース」の詳細情報を有料で公開した。

同省はデジタル道路地図などを基盤として、橋や構造物などの諸元データや点検結果、BIM/CIMデータ、リアルタイムデータなどを紐付けるデータプラットフォーム「xROAD」の構築を進めており、全国道路施設点検データベースはxROADを支える情報基盤のうち道路施設情報の管理・提供を担うものとして位置付けられている。

有料公開に先立って、5月に全国道路施設データベースの基礎データベースの部分を「全国道路施設点検データベース~ 損傷マップ ~」としてウェブサイトにて無料で公開していたが、今回公開したのは詳細データベース部分で、有料での提供となる。

全国道路施設点検データベースは道路施設に関する各種情報を集約したデータ群で、これまでは道路管理者ごとに管理されてきた定期点検などのデータを一元的に活用できるようにすることを目的としている。同データベースを利用することにより、道路管理者はデータベースを独自に整備する必要がなくなり、他の組織が登録した点検結果などを参考に、さまざまな施策検討に役立てることが可能となる。

発表資料
https://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_001569.html
全国道路施設点検データベース
https://road-structures-db.mlit.go.jp/
全国道路施設点検データベース~ 損傷マップ ~
https://road-structures-map.mlit.go.jp/