3D都市モデルを活用したデジタルサイネージのシミュレーションシステムが提供開始

株式会社aircordは、ウェブブラウザ上でデジタルサイネージのシミュレーションを行えるシステム「Media Façade simulator」を発表した。
同システムは、バーチャル上でデジタルサイネージに映像コンテンツを放映し、シミュレーションできるシステム。ユーザーは任意の視点で映像コンテンツを閲覧してコンテンツの変更や修正を行える。現地で録音した環境音を使っており、見る位置によって音の聞こえ方が変わるサウンドシステムも採用している。
多くの3D都市モデルのデータフォーマットに対応しており、国土交通省が推進する「PLATEAU」のオープンデータも利用可能。同システムを使うことにより、デジタルサイネージに投影されたイメージの事前共有や相互理解が可能となる。また、リアル空間の映像展示・放映をバーチャル空間上で展開することにより、現地を訪れることが難しいユーザーに対して体験の場を提供することもできる。
Media Façade simulator
https://media-facade.shiftlink.tech/
-
前の記事
ジオテクノロジーズ、位置情報が付与された「地図アイコンNFT」を提供開始 2022.07.08
-
次の記事
国交省、「全国道路施設点検データベース」の詳細情報を有料で公開 2022.07.12