MIERUNEがHEREのグローバルパートナーネットワークに参画、ルートマッチングQGISプラグインも公開

MIERUNEがHEREのグローバルパートナーネットワークに参画、ルートマッチングQGISプラグインも公開

株式会社MIERUNEは7月13日、HERE Technologiesのグローバルパートナーネットワークに参画したと発表した。

MIERUNEはオープンソースGISの技術と経験をベースにさまざまなGISソリューションを提供するほか、オープンソースコミュニティに対する支援も継続的に行っている。また、スイスのMapTilerとパートナーシップを締結し、デジタル地図サービス「MIERUNEマップ」も提供している。

このたびHEREがグローバルで提供する位置情報プラットフォームを活用することにより、たとえば必要な品物を必要な場所へ迅速に配送するため、リアルタイムの交通情報や安全なルートを提示し、配送効率向上やCO2排出削減に貢献することが可能となる。

MIERUNEはアマゾン ウェブ サービス(AWS)が公共分野の課題解決に取り組むスタートアップを支援する新プログラム「AWS Startup Ramp」に選定されており、今後はMIERUNEとHERE、AWSの協働関係のもとに、AWS上のデータとサービスを保持しながらHERE Location Services&APIも活用して行く予定だ。

なお、MIERUNEはHEREとの連携の一環として7月13日、HEREの経路検索API「HERE Route Matching v8」と連携可能なQGIS向けプラグイン「HERE Route API Plugin」を開発し、無償公開した。HERE Route Matching v8は運送業務などにマッチしたAPIで、GPSロガーやプローブで取得した点データを道路中心線に沿って位置補正を行う(ルートマッチング)ことができる。

発表資料
https://www.mierune.co.jp/news/posts/phhjj3ctm?lang=ja