ウェザーニューズ、1kmメッシュの風力発電量予測データを提供開始

ウェザーニューズ、1kmメッシュの風力発電量予測データを提供開始

1kmメッシュの風速データの出力イメージ

株式会社ウェザーニューズは、気象データ提供・分析サービス「WxTech(ウェザーテック)」において、日本の電気事業者向けに新たな風力発電量予測サービスを提供開始した。

同サービスは、電力取引時間や企業のニーズにあわせて、5~30分単位の風力発電量予測データを7日先まで提供するサービス。発電所の過去の発電量実績データと気象データをAIで学習させた風力発電量予測モデルに、日本の1kmメッシュの風の予測データを入力することで高精度に予測する。また、風力発電量予測モデルへの入力値として、発電機の高さに対応した地上60mから200mの風向・風速の予測データを用いることにより、さらに精度を高めている。

同社はAIを用いた新たな風力発電量予測モデルをウェザーニューズ フランス(パリ)で開発し、4月から欧州向けに風力発電量予測サービスを提供開始した。すでにポルトガルの電力会社であるRENから全国136か所の陸上風力発電所の発電量予測を受注し、4月1日から運用を開始している。今回、再生可能エネルギーの普及が進むEUの市場に対応する先端技術を導入し、日本でもサービスを展開する。

発表資料
https://jp.weathernews.com/news/