日立製作所、シニアの社会参加を促進するアプリ「社会参加のすゝめ」を提供開始

株式会社日立製作所は、シニアの社会参加促進を目的としたiOS/Android向けアプリ「社会参加のすゝめ」を無料で提供開始した。

同アプリは、「外出する」「地域や趣味の集まりに参加する」「友人に会う」といった社会参加を促進するためのアプリ。スマートフォンを持ち歩くことでGPSや加速度センサーなどの情報を自動的に計測し、計測結果をもとに社会参加に関連する指標に置き換えることで利用者の社会参加状態を評価し、レポートやグラフで確認できる。

毎月1回配信される社会参加レポートでは、1カ月間のまとめや、社会参加度合いに応じたランク（「達人」「師匠」「上手」「駆け出し」の4ランクに分類）を確認することが可能で、自分のレベルに合わせて必要なアドバイスを受けられる。また、招待コードを入力することで特定コミュニティに参加することも可能で、自治体が主催するイベントや、趣味のサークルなどの案内を随時アプリ内で確認できる。

さらに、JAGES（日本老年学的評価 研究）機構の研究結果を紹介するコラムを定期的に配信し、利用者は健康長寿や介護予防に関して学習できる。行動記録などの社会参加の状態は地図やタイムラインでも確認することが可能で、写真やメモを紐づけることで日記のようにも使える。なお、社会参加状態の評価や行動履歴を記録する際の位置補正などの機能については、株式会社ナビタイムジャパンが技術協力を行っている。

「社会参加のすゝめ」
https://www.hitachi.co.jp/products/it/finance/ShakaiSanka-no-SUSUME/