トラックカーナビ、ルート上の気象状況を可視化する「防災チェッカー」など新機能を提供開始

トラックカーナビ、ルート上の気象状況を可視化する「防災チェッカー」など新機能を提供開始

株式会社ナビタイムジャパンは、トラックドライバー向けナビアプリ「トラックカーナビ」にて、大雨などの自然災害時における防災機能「防災チェッカー」と「防災ガイダンス」を提供開始した。

近年、豪雨や大型台風などの気象災害が増えているため、2020年2月に国土交通省より、台風などの異常気象時下においてトラックによる貨物の運送を行う場合に、輸送の安全を確保するための措置を講じる目安が通達された。今回提供開始した「防災チェッカー」と「防災ガイダンス」は、これを受けて追加した機能で、2021年9月に提供開始した「地点の気象警報情報」と「トラック防災手帳」に次ぐ第2弾となる。

「防災チェッカー」は、ルート上での国土交通省通達の異常気象時の措置の目安に該当する区間を視覚的に表示する機能で、そのエリアに出ている雨量と風速の予測値、気象警報・注意報情報の発表時刻と詳細、通過予定時刻など、該当する異常気象時の措置の目安をテキストで表示する。これにより、走行するルート上に危険があるかどうかを確認できる。

「防災ガイダンス」は、現在地から10km以内に異常気象時の措置の目安に該当する区間がある際に、音声ガイダンスにて危険であることを知らせる機能。「およそ3km先、風雪注意報、大雪注意報が発表されています。フォグランプを点灯しましょう。」などと音声ガイダンスにて警告する。

このほか、「地点の気象警報情報」にて、雨量と風速を値で表示する機能を追加する。従来は警報/注意報の種類と輸送の目安のみを表示していたが、具体的な数値も表示することで、輸送の目安にある基準値に照らし合わせて輸送の判断が可能とある。

防災チェッカー
雨量と風速の数値を表示

 

トラックカーナビ
https://products.navitime.co.jp/service/truck/