地図マピオンの防災マップに緊急避難場所データが追加、ルート検索も可能に

株式会社ONE COMPATH(ワン・コンパス)は、地図アプリ「地図マピオン」の「防災マップ」において、現在地周辺の「指定緊急避難場所」を表示する機能を追加した。なお、iOS版のみでの提供となる。
防災マップは、周囲よりも浸水リスクが高い“低位地帯”を確認できる機能で、今回、同マップ上で全国約11万カ所の「指定緊急避難場所」を確認できるようになった。なお、災害の危険から命を守るための緊急避難を優先するため、「指定緊急避難場所」のみを表示し、地震や風水害などで被災し自宅に戻ることができない人が一時的に滞在できる「緊急指定避難所」は表示されない(避難場所と避難所を兼ねている場所は除く)。
使い方は、地図上に表示される切替アイコンをタップして「防災マップ」に切り替えたあと、画面左下の避難所アイコンをタップすると、災害種別ごとに対応した避難場所が地図に表示される。また、現在地から避難場所までのルート検索にも対応している。
同サービスは、「指定緊急避難場所データ」をもとに作成しており、国土地理院に指定緊急避難場所等データを送付していない市区町村もあるため、東京23区など一部の地域で避難所が表示されないケースがあるという。なお、指定緊急避難場所は日々情報が更新されるため、地図マピオンも毎日情報を更新し、常に最新の情報を保つ方針としている。
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