マップボックス、ナビゲーション開発ツール「Mapbox Navigation SDK」の新バージョンを提供開始

マップボックス・ジャパン合同会社は、目的地までのルートナビゲーションの開発ツール「Mapbox Navigation SDK」のVersion 2.0をAndroidとiOS向けに提供開始した。
同SDKは、アプリ内にターンバイターン方式のナビゲーションを追加できる開発者向けツール。新バージョンでは、地平線や山並みの表現が可能な最新地図を採用し、パフォーマンスが向上した。さらに、ユーザーの位置や方向、履歴に基づいて、自動的にローカルデバイスに地図をダウンロードして、通信が失われた場合でも地図を中断することなくオフラインモードへとシームレスに移行する「予測的周辺キャッシュ」機能を搭載した。
このほか、目的地の3Dモデルを表示する機能や、次の案内地点や車速、POIの位置に応じて自動的に縮尺や視点を変更する「カメラAPI」、自車位置精度を向上させるマップマッチング、料金所や行政界、休憩所、制限区域、トンネルの入口などの案内が追加された「ルートアラート」、フィードバックボタンなどの機能も搭載している。
また、オプション価格体系も新しくなり、使用料無制限モデルとトリップごとの課金モデルを選択可能となった。⻑期契約を必要としないPay as you go価格(従量課⾦)も利用できる。
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