プラトーの3D都市モデル上でリスク情報データを可視化する実証実験が開始

株式会社JX通信社は、災害・事故・事件などのリスク情報データを配信するサービス「FASTALERT（ファストアラート）」がSNS上などで検知・蓄積したリスク情報を、国土交通省が提供する「Project PLATEAU（プラトー）」の3D都市モデル上で可視化する実証実験を開始した。

この実証実験では、水害や震災など広域で被害が生じる大規模災害を3D都市モデルのデジタルツイン上に可視化し、被害をリアルタイムに分析したり、事前に被害を予測したりするための技術を開発することを目的としている。

FASTALERTが収集するSNSやライブカメラ、衛星画像などのビッグデータをもとにしたリスク情報を通じて大規模災害をデジタルツイン上に可視化し、被害規模や影響範囲をリアルタイムに分析する取り組みを進める。中長期的には、被害リスクを最小化するための予測技術も開発し、防災やBCP（事業継続計画）に寄与する取り組みを拡大していく予定だ。

FASTALERT
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