Geoloniaと東京大学 CSIS、次世代ジオコーダーの共同研究に着手

東京大学 空間情報科学研究センターのウェブサイト
株式会社Geoloniaと東京大学 空間情報科学研究センター(Center for Spatial Information Science:CSIS)は、次世代ジオコーダーに関する共同研究に着手したと発表した。2021年5月から着手し、2022年度末にベータ版の公開を予定している。
ジオコーダーは住所や地名、施設名などの情報に対して緯度経度などの地理座標を付与する仕組みで、住所を入力して検索する手法が一般的だが、両者はドローンや自動運転など位置情報の活用が見込まれる今後を見据えて、より高機能の次世代ジオコーダーが必要と判断し、その研究を共同で行うことにした。
次世代ジオコーダーは、住所を入力して緯度経度を返す基本機能だけでなく、ドローン配送や自動運転など次世代の位置情報テクノロジーに求められる機能や形態の搭載を検討する。また、Geoloniaが不動産共通IDの開発で培った住所の正規化技術も活用し、住所表記の揺れや間違いなどに影響されることなく、正しい住所の特定を可能にする。
発表資料
https://geolonia.com/pressrelease/2021/05/27/ngen-geocorder.html
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