「地図マピオン」に“恵方”がわかる機能が追加、防災マップや地形図への切り替えも可能に

「地図マピオン」に“恵方”がわかる機能が追加、防災マップや地形図への切り替えも可能に

株式会社ONE COMPATHは、iOS用の地図アプリ「地図マピオン」において、2月の節分の日(2021年は2月2日)に合わせて地図上から“恵方”がわかる機能を1月27日に追加した。

同機能は、恵方(2021年は南南東やや南の「丙」)がわかる機能で、地図上の切り替えアイコンをタップして[恵方(方位)]を選択すると地図上にコンパスが現れる。今年の恵方はオレンジ色になっており、矢印が合うようにスマートフォンを持ちながら回転すると、簡単に恵方を向くことができる。なお、利用前にコンパス機能の補正が必要。

また、同アプリには、周囲より浸水リスクが高い“低位地帯”をチェックできる「防災マップ」と、地形の陰影や等高線の表現に特化した「地形図」も追加された。

防災マップは、周囲より浸水リスクが高い「低位地帯」(赤く塗られたエリア)を確認できる地図。低位地帯とは、周囲の土地より海抜が低く、自然排水が困難な地域など、内水氾濫(水はけが悪化して建物や土地・道路が水につかってしまうこと)が想定される地域で、国土交通省の低位地帯データ(国土数値情報)を加工して作成された。

地形図は、陰影や等高線を使って土地の高低差や山地の尾根・谷を表現した地図で、都市部など標高の低い平地においても高低差が表現されていることが特徴。一定方向からの光を仮定した影により、低地においては「高低差が大きい場所」が周囲より少し濃く表現され、高地では尾根や谷が判別しやすい。登山やサイクリングなど、さまざまなアクティビティに利用できる。

このほか、周辺検索のカテゴリが従来よりも増えて、「回転寿司」や「スイーツ」などフード/ドリンクカテゴリが充実したほか、「ヘアサロン(理容室・床屋・理髪店)」や「カラオケボックス」なども追加され、従来の40カテゴリから60カテゴリに増えた。

なお、今回はiOS版のみでの提供となる。Android版は順次開発中だという。

 

周辺検索のカテゴリが充実

地図マピオン(App Store)
https://apps.apple.com/jp/app/id531032350