ナビタイムが法人向け経路検索エンジンをリニューアル、「NAVITIME Engine」として新たに提供開始
株式会社ナビタイムジャパンは、法人向け開発キット「NAVITIME SDK」のPC・サーバー向け経路探索エンジンを「NAVITIME Engine」としてリニューアルした。
同エンジンは、PCやサーバーにおいてオフラインで動作するシステムで、2地点間の最適ルート検索や、複数地点間の巡回ルート検索、出発地から指定した距離または時間で到達できるエリアを算出する到達圏検索などの機能を使用できる。
経路探索エンジンと経路探索用道路ネットワークデータを既存システム内に組み込むことにより、システム内で完結して動作するため、大量の地点や車両、ルートを一度に探索する膨大な計算が必要な場合に効果的に使用できる。
今回のリニューアルにより、ナビタイムジャパンが保有する交通ビッグデータをもとに時間帯別・地域区分別の道路走行速度を考慮したルートを検索可能となった。また、“開かずの踏切”の情報にも対応し、時間帯によっては踏切を回避するなど、考慮したルートを検索できる。さらに、大型車規制や道幅などの道路情報にも対応し、車両・車幅を考慮したルート検索も可能になる。
NAVITIME Engine
https://api-sdk.navitime.co.jp/engine/
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