配達員向けナビアプリ「配達NAVITIME」が宅配トラックに対応

株式会社ナビタイムジャパンは12月7日、配達員向けナビアプリ「配達NAVITIME」が宅配トラック（普通貨物自動車、準中型貨物自動車）に対応し、ユーザーが運転している車の車種・車高・車幅・重量規制、車種別通行止めなどを考慮したルート案内や、地図・ルート上に規制情報を表示する機能を提供開始すると発表した。

同機能により、登録した車種情報をもとに、通れない道路を含まないルート検索やナビゲーションが可能となる。また、交通規制上は通行できるが車幅や高さに余裕のない場所では、「この先、高さ（道幅）にご注意ください」と音声とアイコンで注意喚起する。

また、登録した車種情報をもとに、ルート検索をしていないときでも運転している車両に合った交通規制情報を地図上で確認できるようにすることで、規制のある道路への誤侵入を防止する。高さ制限、最大幅規制、重量規制のアイコンにはそれぞれ規制の数字が記載されており、規制サイズをひと目で確認できる。アイコンをタップすると規制の詳細が表示され、ストリートビューで実際の風景も確認できる。

さらに、現在走行中の道路上に進入禁止箇所がある場合にも、地図上にアイコンを表示する。走行している方向を考慮してアイコンを表示するため、指定方向外進行禁止道路での誤進入を防ぐことが可能で、時間帯によって進入可否が切り替わる道路にも対応する。

このほか、車両情報を考慮したルート案内を簡単に利用できるように、ナンバープレート情報の入力またはスマートフォンのカメラで車検証の二次元バーコードを読み取るだけで車種情報（車両区分、車高、車幅、車両総重量、最大積載量など）を登録する機能も追加する。