ナビタイムのバイク専用ナビアプリ「ツーリングサポーター」が一般有料道路の二輪車料金に対応

株式会社ナビタイムジャパンは7月5日、バイク専用ナビゲーションアプリ「ツーリングサポーター by NAVITIME」が全国の一般有料道路の二輪車料金情報に対応し、区間別に優先道路を指定するルート検索機能を提供開始すると発表した。

二輪車の通行料金は、高速道路の場合は軽自動車と通常同じ料金区分だが、一般有料道路の場合は各道路で料金設定が異なり、横断的に整備された情報がないため一般有料道路の料金を正しく表示できていなかった。今回、ナビタイム独自の情報収集により、全国の一般有料道路で二輪料金が設定されている道路情報を整備し、サービス内で表示できるようにした。ナビタイムによると、一般有料道路の二輪車料金への対応はナビゲーションアプリでは初めてだという。

対応する一般有料道路は、「芦ノ湖スカイライン」「箱根ターンパイク」「伊豆スカイライン」「三ヶ根山スカイライン」「嵐山高雄パークウェイ」など全国65本で、ルート検索条件設定にてユーザーが指定した排気量に応じた通行料金をルート検索結果画面上で確認できる。

区間別に優先道路を指定するルート検索機能は、ルート検索の際に経由地区間ごとに優先する道路条件を指定できる機能で、推奨、無料、高速の3ルートから指定できる。

これまでは、ルート全体を優先したルート検索は可能だったが、例えば「高速」優先に設定すると、個別の区間を「無料」優先で利用したい場合は再検索をして、期待したルートが出るまでに複数回検索を行う必要があった。区間別に優先道路を指定するルート検索機能により、経由地区間ごとに高速道路を使うか、使わないかの細かい設定を入れたルート作成が可能になる。また、このたび料金情報の整備を行ったことにより、経由地区間ごとの料金情報を考慮したルート選択も可能となった。

ツーリングサポーター by NAVITIME
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