昭文社が「山と高原地図」2023年版を発売、「富士山」「霧島・開聞岳」を全面改訂

株式会社昭文社ホールディングスと株式会社昭文社は、登山地図シリーズ「山と高原地図」2023年版を発売すると発表した。2月24日に41点、3月8日に20点を発売する。
2023年版では、「32 富士山 御坂山地・愛鷹山」を全面改訂し、「山頂部詳細図」の範囲を拡大するとともに、各登山道と下山専用道の色分け掲載を実施した。また、「60 霧島・開聞岳 市房山・高隈山」も全面改訂となり、韓国岳や新燃岳、高千穂峰などが連なる霧島山系の地図掲載縮尺を5万から2.5万に拡大した。これにより、2015年から開始した全面改訂は2023年版で合計50点となった。
このほか、通常改訂では「18妙高・戸隠・雨飾」にて、2021年末に延伸した信越トレイルより「森宮野原駅~宮野原~中子~結東」のトレイルコースを新規追加した。また、「51高野山・熊野古道」では熊野古道「伊勢路」を新規に収録した。
なお、2021年版から実施している購入者限定の無料体験(トライアル)キャンペーンは2023年版でも実施し、「山と高原地図」2023年版の出版物と同じエリアの「山と高原地図ホーダイ」アプリが、1年間無料で利用可能となる購入特典が付いてくる。アプリを起動して付録冊子巻末のQRコードを読み取ると利用開始となる(QRコードの有効期間は2024年3月31日まで)。

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