東急・JR東日本・伊豆急が伊豆エリアにてMaaS「伊豆navi」を11月に提供開始

東急株式会社と東日本旅客鉄道株式会社（JR東日本）、伊豆急行株式会社の3社は、伊豆エリアにおいてデジタルサービス「伊豆navi」を11月1日に提供開始すると発表した。

同サービスは、伊豆の観光施設や飲食店に関する情報、ワーケーション・ビジネス関連情報などを提供するとともに、お得な交通チケットやレンタサイクル、カーシェア、レンタカーなどの移動手段、目的地近くのバス停情報などを提供するMaaS（モビリティ・アズ・ア・サービス）。

2019年から3回にわたって実施した観光型MaaS「Izuko」の実証実験で得た知見を踏まえて、LINEと、JR東日本が提供する地域・観光型MaaSパッケージ「Tabi-CONNECT」、ボールドライト株式会社が提供するデジタルマッププラットフォーム「プラチナマップ」を組み合わせて、ユーザーインターフェースの変更やユーザーニーズに応じた情報発信などの改善を図っている。

情報発信面では、観光スポットやイベント、飲食店情報に加えて、シェアオフィスや参加型プロジェクトなどのビジネス系の情報も提供することで、ワーケーションや地域との関わりに興味がある層のニーズに対応した。また、伊豆の自治体や交通・観光事業者の取り組みや要望を迅速に反映できる運営体制も構築していく方針としている。

同サービスではマップ上に観光スポットや駅、レンタカーショップ、カーシェア、レンタサイクル、バス停、フェリー乗り場、空港などのアイコンを表示するとともに、「交通・移動」「観光する」「食べる・飲む」「ショッピング」「ワーケーション・ビジネス」「泊まる」などのカテゴリーを細分化して設置し、スポット情報の検索性を向上させた。スポット情報から宿泊施設などを予約することもできる。

なお、同サービスでは「駿豆線1日乗り放題乗車券『旅助け』」「東海バスフリーきっぷ」などの交通チケット11種や、「伊豆シャボテン動物公園 入園券」「伊豆ぐらんぱる公園 入園券」など観光チケット12種の発売が予定されている。

発表資料
https://www.tokyu.co.jp/company/news/list/Pid=post_451.html